旭川きのこの会

自然ときのこを通して、楽しい仲間と交流してみませんか

                               平成26年10月17日

      平成26年度事業を振り返って



        

旭川きのこの会
会長 北郷 興亜

       

 当会の最終行事である愛宕公民館文化祭への出品は、40種の菌類を提供することができ、大好評を以て終了することができました。会員の皆様のご協力に厚く御礼を申し上げます。

 さて、当会も道内各地のきのこの会と同様に会員の高齢化や事業のマンネリ化など、早急に解決しなければいけない幾つかの重要課題を抱え込んでおります。そこで、今年度はこれが解決へ向けた試行的取り組みとして、実効性のある4本の柱を打ち立て、事業を展開してまいりました。

4本の柱とは、次のとおりであります。

 第1の柱は各種メディアを通じて当会をアピ-ル。

 第2の柱は会員相互の交流を兼ねる事業の開催。

 第3の柱は採取会実施要領の大幅な見直し。

 第4の柱はHPの開設であります。

以下は、その詳細と総括であります 。

 第1の柱につきましては、各種メディアを通じて、会の活動状況の周知を図ったところ、若い人材を含む複数の人達が入会をいたしました。今後も継続してまいります。

 第2の柱につきましては、「きのこを学びながら自然に親しみ会員相互の交流を図る」が当会発足の理念であることから、きのこには直接関係のない交流のための事業として、ジンギスカンパ-ティ(12名参加)や山菜教室(18名参加)を開催しました。
問題点としては、羊肉だけでは飽きがくるようで、会費の増が伴いますが、多様な肉・野菜類を取り入れてみてはと思っております。山菜教室(18人参加)につきましては、その年の天候など適期の判断や採取場所の選定等に考慮すべき点が多々あるように思っております。

 第3の柱につきましては、昨年までの、採取会場に到着後は個々もしくは数人のグル-プで自由に入林し、所定の時間に所定の場所へ集合という実施要領を大幅に見直し、今年度は、参加者を何班かに分け、古参会員が初心の会員を引率し、知見の範囲内で周辺環境や採取種の説明を行い活動するという方策を取り入れ、都合4回実施をいたしました。

 第4の柱につきましては、すでにHPの紹介欄で設立に至る経過を申し述べておりますから、ここでは省略いたしますが、各地の同好会からは高い評価を頂いていることをお知らせいたします。
 また、日本きのこ学会、北海道キノコの会、藻岩山きのこ観察会始め、複数の団体や関連個人と相互リンクをしていただきました。
 何度も申し述べますが、HP開設に向け孤軍奮闘をなされた、当会の幹事安藤健司さん、掲載写真の提供やご助言を頂いた、当会顧問袰屋朝雄さんには重ね重ね御礼を申し上げます。

 今年度事業の評価でありますが、立案した私共(役員一同)は、一定の成果はあったものと認識しておりますが、会員の皆様はどのような感想をお持ちでしょうか?
 事務局やHP掲示板への投稿、あるいは総会でのご発言等、ぜひご意見をお聞かせいただきたいと思っております。上記の問題点や反省点に加え、ご意見を来年度の事業に反映させてまいりたいと考えております。

 以上をもちまして、今年度事業の総括といたします。ありがとうございました。
 なお、事業活動の模様は、HPニュ-ス欄をご覧いただきますようお願いいたします。