旭川きのこの会

自然ときのこを愛し、きのこを友とする者たちが集う会です

旭川きのこの会 平成26年第3回採取会

日   時  9月21日(日曜日)午前8時00分集合
集合場所  花咲町4丁目総合体育館入口側駐車場
会   費  無料
持 ち 物  昼食、飲料水
 

9月21日(日曜日)、旭川きのこの会による平成26年の第3回採取会が実施されました。
この日は前回の体験者参加募集により会員になられた4名の新規会員含む総勢25人とちびっ子一人の参加でした。

場所は前回に引き続き和寒の南丘森林公園になりました。集合時の天候はガスがかかって少々不安でしたが、日が昇るにつれて快晴!まさに秋晴れの天気で【きのこ日和】になりました!!

    
千葉さんの持ってきたきのこを早速鑑定してます
    
今回役員の参加は私含め4名だけでした・・

あかりで会員を募集した甲斐あり、新しい顔ぶれもだいぶ増えてきました!

    
袰屋顧問も壮健です!
    
現地到着。いつもの駐車場にて

30分程で皆さん現地に集合しました。全員揃ってのご挨拶。恒例です。

    
中央は宜寿次副会長。新しい顔ぶれも多いです
    
北郷会長ご挨拶。この一言で場がまとまります!

今回も前回に引き続き班分けして、現地採取班と、周辺採取班に分かれました。

    
こちらは周辺採取班です
    
現地採取班 今回はこちらに同行します

現地班は袰屋顧問と宜寿次副会長率いるチームでダム一周ぐるり散策しました。

    
周辺散策班です 
    
ウグイスチャチチタケがお出迎え 

周辺散策はあまり食菌は期待できないのですが、多様なきのこがあり、きのこで解らない事は袰屋顧問、植物は岩田さんに聞く事も出来、フィールドワーク的には最高に面白いです。

    
シロヌメリイグチでしょうか。袰屋顧問が発見
    
ニガクリタケの群生。猛毒です。

    
こちらはクサハツ。名前の通り臭いです
    
少々、形はいびつですが立派なハナイグチです

色んな種類のきのこが出てました。

    
ツチスギタケ。食ですが中毒例があるそうです
    
ハタケシメジ。可愛く寄り添ってます。優秀な食菌です

    
袰屋先生、なにか見つけたご様子
    
オトメノカサ。食です

    
エゾフユノハナワラビ。岩田さんからご教授
    
カラハツタケ。名前の通り非常に辛いそう。食不適

    
こちらの可愛いのはマメホコリ。プヨプヨしてます
    
袰屋顧問、質問責めにあってます!

皆さん熱心に袰屋顧問に聞いてました。このままでは集合時間に間に合いそうにないので少々ペースを上げていきました。それにしても秋晴れの中フィールドを歩くのは楽しいです。

    
右は植物に詳しい岩田さん。何でも知ってます
    
クロラッパタケ。欧州では高級食材だそうです

    
こちらはカバイロツルタケの幼菌
    
成菌。食ですが似た毒菌も多いので要注意です。

大きなカラマツの木の下等にハナイグチやシロヌメリイグチ、ヤマイグチも生えてました。

    
ちびっ子が手に持っているのはハナイグチの幼菌
    
シロヌメリイグチ。通称オトコキノコ。食菌です

    
コウライテンナンショウ。毒ですが鳥は食べてます
    
ヌメリスギタケモドキ。通称ヤナギタケ。食です。

    
林道を散策。皆さん少々ペースを上げてます
    
きのこの上にきのこが!こちらはヤグラタケ

    
きのこの上にセミの抜け殻が!ちびっ子が発見
    
切断面が青変しかかってるのはアオネノヤマイグチ

    
ホウキタケの仲間。鑑定は難しいそうです
    
キツネノチャブクロ。踏んだら煙がでます

    
ヤマイグチ。食菌です。
    
少々肌寒いですが、天気は秋晴れ!最高です。

    
紅葉してるのは桜です。季節を感じます。
    
湖の様子。左右の対岸に釣り人の姿が

ここでダムのご紹介。こちら南丘森林公園は和寒に位置し、周囲は約4キロの遊歩道やキャンプ場が整備されてます。釣り人も多く、へらぶな、コイ、ニジマスが釣れるそうです。魚はキャッチ&リリースだそうです。レンタルカヌーは無料で借りれるとの事。

    
釣り人への注意の看板があちこちにあります
    
沢山のきのこが集まってました

11時半駐車場集合で、現地班はゆっくり約3時間ほど一周し、戻ってから同定会となりました。講師は袰屋顧問です。

    
ヤマイグチもアオネノヤマイグチも食だそうです
    
袰屋顧問が同定してます。皆さん聞き入ってました

    
毎回、同定会は盛況で質問も飛び交います
    
やはり関心が高いのは食菌です

同定会の後解散となりました。
今回は比較的きのこの種類も多く、60近い種類となりました。現地採取班は多様なきのこに出会えて皆さん満足そうでした。周辺採取班は食菌の成果は殆ど無く、お酒を飲まない人がホテイシメジを採ってたくらいとの事でした。
ハナイグチの発生も殆どなくなり、ナラタケも終わり。かとて、エノキやナメコ、ムキタケ等の晩秋の食菌はまだ早いといった感じでしょうか。
次回は10月5日。2014年きのこの会最後の採取会に期待です。
皆様お疲れ様でした。