旭川きのこの会

自然ときのこを愛し、きのこを友とする者たちが集う会です

旭川きのこの会 平成27年第2回春の山野草(菜)教室

日   時  6月7日(日曜日)午前8時00分集合
集合場所  花咲町4丁目総合体育館入口側駐車場
会   費  無料
持 ち 物  昼食、飲料水
 

6月7日(日曜日)、旭川きのこの会による平成27年春の山野草(菜)教室の第2回目が実施されました。
この日は新規会員の参加者含む28名の参加でした。朝から曇りでしたがなんとか天気も崩れる事なく無事に開幕となりました。
場所は雨粉林道でかなり前にきのこの採取会を行った所との事です。

    
現地にて。会長からのご挨拶です
    
会長率いる班は雨粉川支流を行きます

今回は北郷・永井・安藤班 島津・古川班にて、集合場所駐車場より2班に分かれての採取となりました。

    
永井さんと同僚の方も参加してくれました。
    
江口さん何やら写真をパシャり!

この雨紛林道は美瑛川支流雨紛川の上流に位置しており、雨紛川に注ぎ込む支流から2手に分かれます。

    
違いが分かる男北郷会長、良いフキを物色中です。
    
林道を歩くだけでも気持ちが良いものです

今年は例年よりも雪解けが早くフキも早くから出ていた為、すでに虫が食ったフキが多かったです。ウドも伸びきって硬くなっていたため用を成さない物ばかりでした。それでも皆さん思い思いに楽しんで散策したりフキを採られていました。

    
手前は伊藤さん、奥は林さんです
    
若い女性も参加してました

    
フキの葉の上にセミがいました 
    
北郷会長、真剣に虫食いを確認中です 

採れる山菜はフキばかりでしたが 皆さん楽しそうでした。

    
フキにミヤマクワガタ(♂)がとまっていました
    
永井さんと江口さんです

    
ラン科のエビネです。
    
ミヤマカラマツです。なぜカラマツなんでしょう?

    
これ何かわかりますか?
    
伊藤さんが指しているのが本体です

    
皆さん記念にパシャり!
    
そう、これは ※カバノアナタケです!

※ カバノアナタケとは北海道、ロシアなどの厳寒の地に生息する、サルノコシカケ科のキノコの一種で白樺・ダケカンバの樹の幹に寄生します。
カンバの木の2万本に1本程度しか生えないと言われ、めったに採れないことから”幻のキノコ”、”森のダイヤモンド(黒いダイヤ)”と言われる大変貴重なキノコです。
一昔前は高値で取引されていました。カバノアナタケは幹に菌核(チャーガ)を形成し10年もすると、シラカバの木を枯らすほどの生命力を持つ、言ってみれば白樺の癌です。
今回偶然にも貴重な物が見れました!

    
良い時間になったので集合場所へもどります!
    
一戦終えた後の男の背中です。

    
島津・古川班も戻ってきました。
    
島津事務局長、満面の笑みです

雨粉川本流方面を行った島津・古川班も皆さん収穫があり満足していました。

    
少し早めのランチタイムです
    
野外で大勢での昼食は美味しいです

    
高橋さんと新会員のお二方。記念にパシャり!
    
ランチ後解散となりました

採取後集合し全員でランチ、その後解散となりました。
今回も前回同様皆さん大満足されて帰路についたのでした。新規会員の方は一見すると山菜の会?と思われるかもしれませんがメインはあくまでもキノコですのでご承知下さい。前回同様、今回も自然を通して会員同士の交流も深まり大成功だったと思います。
これにて一段落、山菜は来年におあずけです。ジンギスカンパーティーを挟んで次回よりは満を持して本丸であるきのこの採取になります。いよいよこれからが本番です!

7月5日には神楽岡公園にてジンギスカンパーティも実施予定です。会員の皆様のふるってのご参加をお待ちしています!!