旭川きのこの会

自然ときのこを愛し、きのこを友とする者たちが集う会です

滝川キノコの会 勉強会・採集会

日   時  9月13日(日曜日)午前9時40分から
集合場所  砂川 北海道こどもの国
 
 
 

9月13日、滝川キノコの会主催にて、勉強会・採集会が行われました。

今回は滝川キノコの会さんより島津事務局長を通して北郷会長に講演依頼のお声がかかり、旭川からは北郷会長他、宜寿次副会長、ちびっ子3名、そして私が会長補助として参加させて頂く事になりました。
参加者は総勢30名、安達会長、大石事務局長はじめ、私の存じてる方も見えられてます。
以前は年に一度、北海道大学の名誉教授五十嵐恒夫先生をお招きしての士別・滝川・旭川合同採取会が行われており、滝川キノコの会さんとも顔を会わせる機会があったのですが、諸事情により発展的解消をしてからは実に3年ぶりの交流になります。
当日はあいにくの雨で、講演終了後11:00から採集会の予定でしたが、11:30まで講演を延長、その後40分程の間有志による雨中採集、そしてキャンプ場東屋にてジンギスカンの後同定会の運びとなりました。
 

    
滝川キノコの会の皆様です
    
安達会長よりご挨拶です

我々は8:30頃現地着。8:50分頃より子供の国のレストハウス2階にてスライド勉強会が行われました。

    
映ってるのはタマゴタケ
    
種名の不明なきのこの紹介

北郷会長が講師です。きのこにおける菌界の生い立ちから現在主流になってるDNA解析、新分類への移行等20分程の解説の後、スライドにて講演が行われました。2時間半程の少々長丁場にも関わらず皆様真剣に、そして時には笑いありで楽しく拝聴されていたようでした。

    
会場のレストハウス。外は雨です
    
安達会長作きのこ盆栽。奥には天然マイタケの姿も!

外はあいにくの雨のため11時半頃までスライド勉強会を延長、野外での採集は厳しいと思われましたが、雨具を着ての有志(ほぼ全員)による採集が行われました。それにしても滝川キノコの会の皆様のきのこにおける情熱には敬服いたしました。

    
採集したきのこを並べます
    
オオワライタケの巨株です

わずか40分程の間でしたが、オオワライタケの巨株をはじめ、20種類程のきのこが集まりました。こちらのこどもの国周辺にはヤマドリタケやハタケシメジ、タマゴタケなんかも良く出るそうです。こんな良い環境と場所が身近にあるなんて本当に羨ましいです。

    
僅かの時間でこれだけの種が並びました
    
大鍋にジンギスカンがたっぷりと

きのこ採集の後は東屋にてジンギスカン。屋根がついてるので雨でも大丈夫!皆で食べるジンギスカンが凄く美味しいです!でも残念ながらアルコールはもちろん無し!う~ん、ビールが飲みたい!
でも、雰囲気だけでもとノンアルコールのビールを用意してくれてました。細やかなご配慮に感謝感謝です。こちらの滝川キノコの会さんは採取会の度に毎回ジンギスカンをされるそうです。アットホームでいいですね~!

    
ノンアルでも雰囲気は十分伝わりますね
    
旭川からは宜寿次副会長も参加です

    
まずはオオワライタケの解説。それにしてもデカイ!
    
皆さん真剣です。終わる頃には雨も小降りに

皆で美味しくジンギスカンを頂いた後は同定会になりました。
北郷会長が今回の目玉になった巨大な株のオオワライタケを早速解説です。それにしてもデカイですね。北郷会長もここまで大株になったオオワライタケは初めて見たとの事。木の株に出てたのを採取されたとの事ですが、よほど良い栄養があったのでしょうか。

    
大石事務局長から閉会のお言葉です
    
安達会長よりご挨拶です

同定会の後閉会となりました。今回は雨で野外での採集は少々残念でしたが、美味しいジンギスカンも食べられ、また滝川キノコの会の方々と親交を深めることも出来、非常に有意義な一日となりました。
今回招いて頂いた安達会長、大石事務局長、滝川キノコの会の皆さん、そして講師を務められた北郷会長大変お疲れ様でした。
※ところで、ここ砂川こどもの国キャンプ場周辺にはマムシが出るそうです。ここに来られてきのこ採集や散策等される際には十分ご注意下さい。