旭川きのこの会

自然ときのこを通して、楽しい仲間と交流してみませんか

                               平成27年10月11日

    平成27年度事業を振り返って(総括と雑感)



        

旭川きのこの会
会長 北郷 興亜

       

 今年度事業も愛宕公民館文化祭への生キノコの展示を持って全て終了いたしました。
 ご協力を頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます。
 今春は、彼岸の頃には早や春塵、この分では夏場は猛暑と予想したのですが、見事に外れ冷夏となってしまいました。ところが、3暑が過ぎ新秋を迎えると一転、猛暑の到来、まさに異常気象の中での季節の移ろいでした。

 さて、4回にわたり開催したキノコの採取会、いずれも収穫はイマイチどころか皆無に近い状態、やはり異常気象のなせる業だったのでしょうか。同じように、ヤマグルミやドングリ、ヤマブドウなども凶作模様で、これらを蓄え食料とする動物たちにとっては、大変厳しい冬場を迎えることになるのでしょう。

 メ-ン行事である、キノコ採取会の仕様については、従前の単独入林・単独採取という方法を改め、1昨年からは何班かに分かれ、役員が引率し伴に採取するという要領で開催していますが、参加者からは、採取種が良く判るなど好評のようであります。今後も、この形で開催してまいります。

 2回にわたり開催した山菜教室は、春先の温暖な気象からか、山の幸にも恵まれウドやオオブキ、あるいは草花などを採取し、各自の趣味の分野を楽しむことができたものと思っております。しかし、反省点もあります。私も含め、参加者も必要以上のものを採取していたのではないでしょうか。「向こう3軒両隣」という古い言葉がありますが、向こう3軒は省略し、大自然からの恵みは、両隣にお裾分けできる程度のものに留め、末永く楽しんでいくべきと思うのです。いかがでしょうか。ご意見をお待ちします。

 焼肉パ-テイは、新会員の方を含め26名の参加がありました。多少肉類が不足気味でしたが、思い思いの歓談を楽しみ散会することができました。今後も、山菜教室、焼肉パーテイは継続してまいります。

 1昨年5月、当会を広く周知する方策として、HPを立ち上げましたが、その効果には正直驚いております。先ず、若手の入会者が増えました。遠方の湧別町からも若者が入会して参りました。確実に会自体が若返り活性化していくことでしょう。

 まだまだ、お知らせしたいニュ-スが多々ありますが、紙面の制約もあり、詳しくは掲示板をご覧ください。HPについては更なる充実を図り、今後も活用をして参ります。

 今年度事業を振り返ってみますと、各事業とも好評を得たと思っておりますが、いかがでしょうか? 忌憚のないご意見をお待ちいたしております。

 以上、総括と雑感を申し述べさせていただきました。ありがとうございました。
 最後になりますが、来る11月29日には総会が開催されます。
 これが、出席について、よろしくお願いを申し上げます。