旭川きのこの会

自然ときのこを通して、楽しい仲間と交流してみませんか

                               平成28年10月16日

         28年度事業を終えて



        

旭川きのこの会
会長 北郷 興亜

       
 

 今シ-ズンは、暖かかったのか寒かったのか、寒かったのか暖かかったのか、良く判らないうちに季節は移ろい、いつの間にか三冬を迎える頃になりました。

 また8月には台風7号の上陸を始めに、1週間で3回の台風が上陸するという、北海道の気象観測史上初めての出来事もありました。農地は冠水し、JR路線の一部や国道274号線はいまだに未開通のままで、まさに激甚災害そのものであります。

 さて、今年も年2回の山菜教室と4回のきのこ採取会を計画し実行をいたしましたが、これほど採取適期の外れた年もありません。山菜教室は別にして、きのこ採取会での、私の収穫予想はすべて大外れ、加えて面目丸潰れ、食料としてのきのこは皆無に近い状況でした。このことも、今春からの寒暖差や台風の上陸回数など、地球的規模での温暖化現象が影響しているのでしょうか?私は今年ほど温暖化対策の必要性を意識したことはありません。

 採取会では個々での採取からグル-プでの採取に変更し、3シ-ズンが経過しましたが、いかがでしょうか?私は相当に馴染んできたものと思っておりますが、率直なご意見を頂きたいと思います。

 愛宕公民館での文化祭では、50種類以上のきのこを展示することができました。採取にご協力を頂いた会員の皆様に厚く御礼を申し上げます。

 今年度の事業も30周年記念事業と併せ実施する総会のみとなりました。

 是非ともご出席を頂きたくお願いを申し上げます。

 今当会では小学生の「チビッ子達」や30代、40代の若い世代も活動しておりますが、今後は40周年、50周年に向け、より多くの若い世代の人達が加入しやすい会を目指し、知恵を絞っていかなければと思っております。

 以上、今年度事業を雑多に振り返りながら、将来的課題を述べさせていただきました。

 会員の皆様を始め役員各位の変わらぬご協力をお願い申し上げ総括といたします。ありがとうございました。