旭川きのこの会

自然ときのこを愛し、きのこを友とする者たちが集う会です

ツチダンゴ科

子実体は地中に形成され、ほぼ球状で直径約15mm程度、表面は赤褐色ないし黄褐色で、低いいぼ状隆起を備えてざらつく。縦断面では、厚くて比較的もろい外皮に包まれて、暗緑褐色~暗褐色(コーヒー色)の胞子塊が認められる。子嚢は丸い嚢状をなし、多くの子嚢菌が備えているような特殊な胞子射出構造を持たず、胞子が成熟すれば細胞壁が溶けて消失する。胞子は厚い壁を備え、ほぼ球形で暗褐色ないしほとんど黒色を呈する。

 

    
ツチダンゴ属
ツチダンゴ